人から生まれ、覚醒を経て特殊な能力に目覚めた者。覚醒者、能力者とも呼ばれる。
人の血に潜む竜の因子が命の危険や強い感情によって呼び覚まされると、その人間はギフターとして覚醒する。
また、竜の因子が濃い場合にも覚醒しやすい。
子供の方が能力の発露が発生しやすい。
幼い頃に死ぬような思いをした者、強い絶望や怒り、悲しみを抱いた者が多く、殆どの場合それらのトラウマ起因で人格的に難がある人物が多い。
目覚めた能力はギフトや権能と呼ばれ、その内容は無秩序かつ多岐にわたり、ある者は炎を操り、ある者は怪力を得、またある者はいかなる毒をも無効化する。
帝国はこれらのギフターを積極的に収集、研究を行っており、皇家および貴族は確実に能力を発現させる為、徹底した血統の管理を行っている。
また、過酷な環境で過ごす孤児にはギフターとして覚醒する者が多いため、帝国では定期的にギフター目当ての孤児狩りが行われている。