ネスト、もしくは小さな箱庭とも。
竜神がこの世界を作ったように、かの神の血と権能を継ぐ竜もまた規模は小さいが世界を持つ。
その世界の中心にはまるで世界を支える柱のような塔が必ず一つ建っている。
この世界の使い方は竜それぞれで、居心地良い居住空間であったり、傷を負った際の避難所であったり、気に入った者を招き入れる竜も居たり。
大概はその竜が望む風景や部屋、最も美しいと思った場所の記憶が再現された空間として現れるが、本人の意思でカスタマイズ可能。
コントロールできない者の場合、心に強く焼きついたトラウマの場所などが再現されることも。