←prev 第4章 新宿みなと町
ここはどこだろう?一行は散策を始める。 あまりにもイドの気配がない、静かで寂しい島だ……。
誰かいる。
<aside> 💬 やたらうるせえなと思ったら、客かよ。 こんなできそこないの島に観光か?他を当たっ……………?
は?ちょ、ちょっと待って。
……ラシンさん? 本物のラシンさんが、おれに、また話しかけている……?
</aside>
男はリアスと名乗る。没大須でラシンに助けられて以来、大ファンらしい。 確かに、ちょっとラシンに似ているかも……。
<aside> 💬 え!あの時の!!(どうしよう、あまり覚えていない!!)
</aside>
<aside> 💬 あ、あまり覚えてないって顔。
そうですよね、ラシンさんはたくさんのイドを助けているから。 おれなんかのこと、覚えてるはずないですよね。 おれはあれからラシンさんに憧れて、キャベツも真似して……。 迷惑でしたよね。腹切って詫びます。
</aside>
<aside> 💬 あっ!!だいぶダルい感じのタイプだった!!
</aside>
国分町では大量の違法キャベツが栽培されていた……!!
<aside> 💬 ち、違う、これは……!! いや、あの、違うけど違くなくて、えーと、なんていうか……。
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<aside> 💬 う。 うううッ……。
おれを殺してくれッ……………!!
がああああッ!!!!!
</aside>
リアスの身に何が……?いや、これはイドに寄生している没霊だ!
リアスの船で没薄野に向かう。
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