人から生まれ、体の何処かに竜の姿を持つ者、もしくは竜化することができる者。
竜の血は交われば交わるほど濁り、力を失っていくが、人の流れが閉鎖的な地域や意図的な近親交配が繰り返された場合、竜の因子が表出するほど血が濃くなり、先祖返り(リグレッション)としてリグレーターが生まれる。
多くのものは体の一部が竜の形質を有しており、それを人の形に変化させられるほどの力を持たないため、人からは異形として忌み嫌われ、またあくまでも人の先祖返りであるため、竜からは竜もどきとして相手にされない。
極端な先祖返りを起こしたものは竜と同等の力を持ち、竜と人の姿を自在に使い分ける事ができるが、リグレーターの竜化は一般的な竜と比べて歪な人形をしており、その姿から竜人とも呼ばれる。
竜人の姿は竜からは非常に醜いと見なされる。