スコール・テクニコの先代ボスにしてアキレオの父親。寡黙で冷淡だが、ひとたび熱が入ると寝食を忘れるほどのめり込む。 スコールの将来のため、更にはPSIの平和利用のために、アキレオを理想のボスに育つよう「デザイン」してきた。
南イタリアで誕生。 「モルテオ」は本名。母は産後間もなく容体が悪化し死亡。「死」を意味する名を与えられ、父に疎まれて育った。 18歳で家出する際に父を意図せず殺害、その後反社会勢力に関与することになる。 2022年(20歳の頃)に後の妻となるローザと出会い、2年後に結婚。2028年には息子アキレオが誕生するが、PSIによる毒の影響で母子共に危険な状態に陥る。 これを機にPSIの研究に没頭するようになり、研究組織を創立。 2035年、親組織の仕事で大きなミスをし、家族と共に日本・埼玉県に左遷される。 しかし、日本に拠点を置いてすぐ妻・ローザが死亡し、深い失意と憎しみは更なるPSI研究意欲を駆り立てた。 2040年、埼玉国が独立し、外部との関係が断絶、親組織との関係も途切れる。人員補充のため私設部隊「Vulture」を設立。2041年の狭山抗争の際にはPSI保有者の遺体を収集する等の行為も行っている。 その後も狂気的な研究の傍らアキレオを後継者として”デザイン”し、2047年に代替わりを果たし、現在に至る。